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続PAACニュース:線維筋痛症の女性の行動上の変化と長期に亘る皮質厚の変化
2026/05/19
要約
目的:今回の研究の目的は、健康人と比べて、線維筋痛症(fibromyoalgia:FM)の女性の長期に亘る脳と行動上の変化を検証するというものである。
方法:年齢と学歴が対になった線維筋痛症(FM)の33人の女性と33人の健康な対照群からのデータを使って、3TーMRIスキャナーから得られた高解像度のT1強調画像の皮質厚を分析した。その上に、トロント・アレキサイミア尺度とPositive and Negative Affect Scale(PANAS)、emotion regulation quistionnaire(ERQ)、ハミルトンの鬱と不安の評価尺度を使って、行動上の変化を評価した。
結果:今回の所見から頭前部皮質・中心後回のグループ間での右脳半球での有意な皮質構造の違いが示唆されている(P <.01)。線維筋痛症(FM)グループでは、無感情症(P <.01)、マイナスの影響(negative effect)、不安神経症(anxiety)、鬱病(P <.01)症状について高得点が見られた。他方では、ポジティブな影響(positive effect)についての点数は低かった。左脳半球では違いは見られなかった。その上、右島前部皮質とトロント・アレキサイミア尺度との間には逆相関が見られた(P <.001)。
結論:今回の研究では、線維筋痛症(FM)患者の長期に亘る脳と行動上の変化が示唆されたが、この事は、慢性痛状態とと関連した重要な神経生理学的変化を示唆している。この事で、線維筋痛症(FM)が脳の健康と考えうる生体マーカーにどのように影響するのだろうかについて新たな洞察が得られる。(J Manipulative Phyisol Ther 2025;48;27-36)
検索キーワード:線維筋痛症;慢性痛;核磁気共鳴画像;神経科学;脳皮質厚
目的:今回の研究の目的は、健康人と比べて、線維筋痛症(fibromyoalgia:FM)の女性の長期に亘る脳と行動上の変化を検証するというものである。
方法:年齢と学歴が対になった線維筋痛症(FM)の33人の女性と33人の健康な対照群からのデータを使って、3TーMRIスキャナーから得られた高解像度のT1強調画像の皮質厚を分析した。その上に、トロント・アレキサイミア尺度とPositive and Negative Affect Scale(PANAS)、emotion regulation quistionnaire(ERQ)、ハミルトンの鬱と不安の評価尺度を使って、行動上の変化を評価した。
結果:今回の所見から頭前部皮質・中心後回のグループ間での右脳半球での有意な皮質構造の違いが示唆されている(P <.01)。線維筋痛症(FM)グループでは、無感情症(P <.01)、マイナスの影響(negative effect)、不安神経症(anxiety)、鬱病(P <.01)症状について高得点が見られた。他方では、ポジティブな影響(positive effect)についての点数は低かった。左脳半球では違いは見られなかった。その上、右島前部皮質とトロント・アレキサイミア尺度との間には逆相関が見られた(P <.001)。
結論:今回の研究では、線維筋痛症(FM)患者の長期に亘る脳と行動上の変化が示唆されたが、この事は、慢性痛状態とと関連した重要な神経生理学的変化を示唆している。この事で、線維筋痛症(FM)が脳の健康と考えうる生体マーカーにどのように影響するのだろうかについて新たな洞察が得られる。(J Manipulative Phyisol Ther 2025;48;27-36)
検索キーワード:線維筋痛症;慢性痛;核磁気共鳴画像;神経科学;脳皮質厚




