小児のカイロプラクティックより(妊娠中の運動:骨盤底運動)

2019/07/29

骨盤底運動
産道と骨盤底のための運動
 骨盤底は、骨盤基底部を横切る支持帯を形成している筋層で、膀胱、子宮、胎盤を支持している。括約筋が肛門、膣、尿道の通路を取り巻いている。妊娠や出産では、これらの筋の緊張が高まる。
 これらの筋についてよく知るために、患者に以下の運動を行うように指示する。
1.排尿中、排尿を途中で止める。
2.少し排尿し、再び筋を収縮させる。
3.ステップ1と2が達成されたら、各排尿中に数度排尿を止める。
4.これらの筋を収縮させる方法が判ったら、排尿中でない時にも一日に数回これを行うように指示する。
5.骨盤底の筋と一緒に括約筋を収縮させる、それからゆっくりと前方から後方へと緩めていく。 

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