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PAACニュース182号:腰部脊柱管狭窄症のための多面的プログラムを行った際の神経性跛行の臨床転帰:遡及的研究

2018/11/24

                            Cario Ammendolla,DC,PhD、Ngal Chow,BSc,DC 著

                                              訳:栗原輝久

序論
目的:今回の予備研究の目的は、神経性跛行の多角的な部分を取り扱う6週間の多面的なプログラムの有効性を評価するというものである。
方法:今回の遡及的研究では、6週間のブート・キャンプ・プログラム(短期集中トレーニング)を完了した一連の適任性のある患者の2010年1月から2013年4月までの医療記録から、2人の研究者が個々にデータを抽出した。このプログラムは、週に2回の手技療法(即ち軟部組織と神経のモビリゼーション、カイロプラクティック脊椎マニピュレーション、腰椎の屈曲授動法、筋ストレッチ)、きちんと計画された在宅エクササイズ、自己管理法の指導から成っていた。ペアード t 検定を行って、基準時から6週間の追跡期間までの転帰を比較した。この転帰には、事故報告式の疼痛、身体障害、歩行能力、治療満足度が含まれていた。
結果:全体で40人の患者が登録されたが、平均年齢は70歳だった。オズウェストリー身体障害指数の平均的な差異は15.2(95%の信頼区間、[C1]、11.30-18.22)で、スイスの脊柱管狭窄症の質問表の機能と症状の尺度でのそれは、それぞれ0.41(95%の信頼区間、0.26-0.56)と0.74(95%の信頼区間、0.55-0.93)だった。下肢と背部の両方に関する数値式疼痛スコアによって、統計的に有意な改善が明らかになった。全ての転帰における改善は、臨床的に重要だった。
結論:6週間の非観血的なブート・キャンプ・プログラムに参加した神経性跛行のある患者の転帰の改善に関する予備的証拠が明らかになった。
検索キーワード:脊柱管狭窄症;腰椎;骨関節炎;脊椎;リハビリテーション;カイロプラクティック;跛行;手技療法(J Manipulative Physiol Ther 2015:38:188-194)


  臨床的適用
  ●今回の研究では、腰部変性狭窄症(Degenerative Lumbar Stenosis: DLSS)のためのブート・キャンプ・プ
   ログラムの効果に関する予備的証拠を実証している。
  ●プログラムの終了時には、全ての転帰から、統計的かつ臨床的に重要な両方の改善が実証された。

  (以下省略)


 

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