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PAACニュース152号:脊椎滑液嚢腫と分節間の不安定性:カイロプラクティックの症例

2018/10/21

                                          David N.Taylor,DC 著

                                              訳:栗原輝久

概観
目的:この論文は、滑液嚢腫が神経孔と馬尾部分の硬膜嚢の障害を引き起こして、神経学的徴候を生じさせていると思われた症例を提供する。
臨床的特徴:腰椎の滑液嚢腫と滑膜切除という既往歴があり、両側の腰痛、下肢痛、明らかな神経学的障害の再発がみられ、核磁気共鳴画像での証拠により腰椎の滑液嚢腫の再発が確認された67歳の女性患者が来院した。
治療と結果:屈曲位での授動治療、ウィリアムズの腰部エクササイズの実行、干渉波治療によって、50%の軽減がみられた。彼女は、改善がみられたので、治療頻度を徐々に減らしていった。この患者は、重大な再発を経験した。脊椎辷り症と不安定性の処置として多裂筋強化エクササイズを指導した。これによって、これらの状態の進行が停止し、機能的活動の改善がみられた。
結論:授動治療は、外科手術なしで持続痛を緩和するようである。今回のケースでは、滑液嚢腫は、腰痛や下肢痛の根本原因に対して二次的な所見だったのかもしれない。同様の患者のためには、相関する進行性の神経学的徴候が無い場合には、外科的治療は必要ではないだろう。(J Manipulative Physiol Ther 2007;30:152-157)
鍵となる言葉:マニピュレーション:カイロプラクティック:滑液嚢腫:運動療法:脊椎辷り症:関節の不安定性 (以下省略)

 

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