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PAACニュース151号:カイロプラクティック治療による8歳男児の慢性便秘の解消

2018/10/20

                              David M.Quist,DC、Stephen M.Duray,PhD 著

                                              訳:栗原輝久

概観
目的:この症例報告は、慢性便秘の患者の経過、治療、そして良好な結果に関して提唱された説明について詳述する。
臨床的特徴:8歳男児は慢性便秘でカイロプラクターのもとを訪れた。彼の母親は、この問題がこの児の出生以来のものだと言った。下剤、積極的な水分摂取、高繊維質摂取という対症療法は、それまでのところ効果は無かった。
治療と結果:この患者を検査して、彼の仙骨にカイロプラクティック・サブラクセーションがあることが判った。ディバーシファイド・テクニックによる仙骨の手技矯正が行われた。右下腹部へのマッサージとその後の結腸への時計回りの方向へのマッサージも行った。初回の治療直後、この患者は、腸機能の著しい改善を報告した。治療は、(2週間に1回の頻度で)4週間続けられた。一定した正常な排便がみられた(母親に確認した)時に終了した。治療から13年後の追跡調査によって、正常な排便が持続していることが判った。
結論:今回の症例は、慢性便秘の幾つかの症例についてはカイロプラクティックが有効だろうという事を示唆している。(J Manipulative Physiol Ther 2007;30:65-68)
鍵となる言葉:便秘:カイロプラクティック:小児 (以下省略)

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