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PAACニュース148号:大腿四頭筋の筋力における脊柱手技療法と脊柱外の手技療法の効果を比較した試験的研究

2018/10/18

 Bernd Hillermann,Mchiro、Adrian Neli Gomes,Mchiro、MmedSc,Charmaine、Korporaal Mchiro、
   Dennis Jackson,BS 著

                                         訳:栗原輝久

概観
目的:今回の研究の目的は、大腿四頭筋の筋力増強に関して、脛骨大腿関節のマニピュレーションは仙腸関節のマニピュレーションと同じくらいに効果的か否かを判定する事である。
企画と設定:20人の被検者を10にんずつ2つのグループに分けた。大腿四頭筋の最大随意筋力の基準を全て測定した後、グループAの被検者は脛骨大腿関節のマニピュレーションを受け、グループBの被検者は同側の仙腸関節のマニピュレーションを受けた。これらの治療後、被検者の大腿四頭筋お最大随意筋力を再検査した。
結果:一側の仙腸関節マニピュレーションを受けた被検者に、大腿四頭筋の筋力の大きな改善がみられた(P<.05)。
結論:今回の研究では、仙腸関節のマニピュレーションを受けたグループに術前、術後の大きな変化がみられたが、大腿四頭筋の筋力の増強については、グループ間(脛骨大腿関節のマニピュレーション)での大きな違いは全く見られなかった(J Manipulative Physiol Ther 2006;29:145-149)
鍵となる言葉:筋骨格系のマニピュレーション:膝蓋大腿疼痛症候群 (以下省略)



 

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