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PAACニュース146号:進行性の腰椎椎間板障害、脊椎辷り症、脊椎下垂症のある患者のカイロプラクティックとリハビリテーションによる管理

2018/10/17

                              Simon G.Excoffon,DC、Harry Wallace,DC 著

                                             訳:栗原輝久


概観
目的:左下腿の感覚や運動の障害を伴った腰痛があり、腰髄と陽神経根の絞扼がMRIで立証された患者のカイロプラクティック治療について述べる。
臨床的な特徴:57歳の弾性には腰痛があった、この腰痛は左下肢へと放散し、それに続いて左大腿と大腿四頭筋の感覚と運動の両方の障害が生じ、更にそれらの弱化と左下腿の麻痺も伴っていた。発症は、睡眠中、長時間の坐位の後、長時間の自動車運転の後に突然に生じた。診断検査によって、L5の前方変位とL4椎間板の僅かな突出によるL5-S1レベルの僅かな狭窄が明らかとなった。
治療と結果:治療ではカイロプラクティック脊椎マニピュレーション、理学療法、機能回復訓練を行った。この患者のケースでの結果判定から、リハビリ療法が適切であったという事が示唆された。
結論:様々なマニピュレーションによる椎間板障害、腰痛、脊椎辷り症の治療について述べているレポートは数多い。しかしこの論文は、脊椎辷り症や脊椎下垂症を伴った進行性で多発性の腰椎椎間板障害に関して、初めて報告しているレポートだと思われる。(J Manipulative Physiol Ther 2006;29:66-71)
鍵となる言葉:カイロプラクティック:腰椎:脊椎辷り症:椎間板の移動 (以下省略)

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