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PAACニュース145号:脊柱の可動域に関するSOTカテゴリー2ブロックの効果:ある症例シリーズ

2018/10/17

                                         Jerry I.Hochman,DC 著

                                              訳:栗原輝久

概観
目的:仙骨後頭骨テクニック(SOT)で使われているような仰臥位の骨盤ブロック後の頸椎と腰椎の可動域の計測値を詳述する。
方法:仙腸関節の歪曲と不安定性のある5人の被検者を募集し、SOTテクニックを施した。骨盤力学を変化させるためのSOTブロックの前後で、頸椎と腰椎の可動域を計測した。術前・術後の計測値は、Zebrisの超音波可動域計測器を使って、盲試験状態の1人の判定者が計測した。
結果:変化は、腰椎においてのみ見られた。伸展以外の全方向への腰椎の可動域の増大が生じた(21~57%)。
結論:SOTで使われているような仰臥位の骨盤ブロックは、これら5人の患者の腰椎可動域に影響を及ぼした。これは、骨盤の機能的変化の結果として腰椎の可動域が変化したが、特に腰椎の屈曲で顕著だった。更なる研究のためには、より多くの一連のデータが必要である。(J Manipulative Physiol Ther 2005;28:719-723)
鍵となる言葉:脊柱:可動域:関節:マニピュレーション:カイロプラクティック:関節 (以下省略)

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