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PAACニュース142号:悪性骨病変のように見える孤立性ランゲルハンス細胞組織球増殖症

2018/10/16

                       Kenneth J.Young,DC、Stephenie George,Bsc Hons (chrio) 著

                                               訳:栗原輝久

概観
目的:悪性の骨破壊性過程のように見える孤立性ランゲルハンス細胞組織球増殖症(好酸球性肉芽腫)の症例について考察する事。
臨床的な特徴:6歳の少女には潜行性に生じた大腿痛があり、このために夜間に目覚めていたようだった。整形外科検査によって、局所痛が再現され、画像から大腿骨幹部の層状の骨膜反応を伴った骨溶解性過程が明らかになった。
治療と結果:この患者は、更なる評価のために照会された:生研で孤立性ランゲルハンス細胞組織球増殖症が発見され、自然治癒がその後に報告された。
結論:孤立性ランゲルハンス細胞組織球増殖症では、臨床的に欺かれるような画像所見が見られるが、ドクターは、この事を認識しておくべきである。(J Manipulative Physiol Ther 2005;28:274-277)
鍵となる言葉:組織球増殖症:ランゲルハンス細胞:好酸球性肉芽腫:ユーイング(肉腫?):骨隨縁 (以下省略)

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