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PAACニュース131号:オステオパシーの素早く振幅の小さなスラスト後の体性内臓反射

2018/10/09

片側の腰仙部への素早く振幅の小さなスラスト・テクニックの下肢の皮膚血管に対する効果についての試験的研究

                      Agust B.Karason,BSc (Chiro),DO、Ian P.Drysdale,PhD,DO 著
 
                                             訳:栗原輝久

摘要
序論:脊柱マニピュレーション治療の決定的な生理学的な効果に関する認識は、明確に確立されてはないが、これは手技療法家の間で広く用いられている。今回の研究では、20人の健康な男性被検者の腰仙部結合部への片側性の素早く振幅の小さなスラスト(high velocity low amplitude thrust:HVLAT)を行い、その一方で下肢の対応する非敷設の血流を監視した。
方法:被検者は、実際のマニピュレーションの前に偽のマニピュレーションを受け、これが同一対照法となった。レーザー超音波流量計を用いて、偽のマニピュレーション前の5分間、偽と実際のマニピュレーションの間の5分間、脊柱アジャストメント後の5分間におけるL5の皮膚節の皮膚の血流の相対的な変化を計測した。分散分析(ANOVA)とチューキーの事後分析?を情報解釈に役立てた。
結果:12人が非喫煙者で、成功裡にHVLATマニピュレーションを受け、同側、対側の両方で血液還流の大きな増加が見られた(P<.001)。6人の喫煙者では、HVLATマニピュレーション後に同側(P<.01)と対側(P<.001)で血流が大きく減少する反応がみられた。
結論:今回の研究からの結論は、交感神経系の分泌部位以外への脊柱アジャストメントは皮膚の血流の増加という結果を生じるという以前に発表された仮説を支持している。今回の研究の結果を確認するには更なる研究が必要である。そして脊柱マニピュレーションの特殊な神経生理学的な効果に関しては更なる知識が必要である。(J Manipulative Physiol Ther 2003;26:220-5)。
鍵となる言葉:自律神経系:オステオパシー:体性内臓反射(以下省略)

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