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PAACニュース129号:腰痛のある小児患者に対するカイロプラクティック管理についての評価:今後のコーホート研究

2018/10/08

                        Jill Hayden,DC、Silvan A.Mior,DC、Maria J.Verthoe,Ph.D 著

                                               訳:栗原輝久

概観
背景:最近の疫学研究では、生涯を通じてみると、小児の腰痛の罹患率は約50%で、小児の殆ど15%は頻繁に、あるいは継続的に疼痛を経験していると見積もっている。ヒトの一生を通した調査によって、小児期の腰痛の保存的な治療法を取り扱った刊行物は無い事が明らかになった。
目的:4~8歳までの患者の腰痛に関して、結果とその結果と関連した因子、及びその際のカイロプラクティック管理について述べる。
方法:カナダのオンタリオ州のカルガリー市、アルベルタ市、トロント市において、無作為にカイロプラクターを選択しているようにみえる腰痛のある一連の小児科患者について、将来を見据えたコーホート研究を行う。追跡調査の情報収集には実施された治療の種類と範囲が含まれる。そしてこれは、主観的な5点制の評定尺度と小児治療についての自己報告制の目に見える形での図形尺度によって計測した。
結果:15人のカイロプラクターが一連の54人の小児の患者についての情報を提供してくれた。患者の平均年齢は13.1歳で、57%は男子で、61%は急性、47%は外傷(最も多かったのはスポーツに関連していた)に由来した発症であった。24%は、症状が3ヶ月以上続いた。患者の殆ど90%に単純な単純な機械的腰痛がみられた。腰椎椎間関節の機能障害、あるいはサブラクセーションが最も多く診断された。患者は、マニピュレーションによる管理を受け、少数の者(7.7%)は何らかの形態の能動的な管理を受けた。6週間以内の管理で、視覚的な図形の点数の62%、主観的な点数の87%にそれぞれ"重要な"改善が見られた(Kaplan-Meierの生存時間解析)慢性腰痛のある患者が少ない治療回数で反応する事はあまりないようだった(相対危険=2.1)。
結論:患者は、カイロプラクティック管理に対して好ましい反応を見せ、合併症の報告は無かった。今後の研究では、小児腰痛患者のカイロプラクティックの効果に関する知識を得るために、自然な経過を確認し、カイロプラクティック管理と他の形態の治療法とを比較する必要がある。(J Manipulative Physiol Ther 2003;26:1-8)
鍵となる言葉:腰痛:カイロプラクティック:小児:青年期:小児医療(以下省略)

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