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PAACニュース128号:Groningen(オランダの一地方)でのマニピュレーション研究。慢性的、再発性の肩の症状の解消や予防

2018/10/08

慢性的、あるいは再発背の肩の症状のための付加的な治療としての肩甲帯構造のマニピュレーションの効果。総合的な予後のコーホート研究の範囲内で無作為の比較対照試験を意図している。

Gert J.D.Bergman、Jan C.Witers,MD,PhD、Geert J.M.G.van der Heijden,PhD、Klass Postema,MD,PhD、Betty Meyboom-de Jong,MD,PhD 著

                                              訳:栗原輝久

適用
背景:我々は、Groningenでのマニピュレーション研究の意図を提示する。この無作為の比較対照試験は、肩の愁訴に関する総合的な予後の集団研究の1つである Dutch の肩の機能不全の研究の一部で、副集団における無作為の対照的な介入を伴うものである。
目的:肩の症状の除去や頑固な、あるいは再発性の肩の症状の予防のための一般的な臨床家による標準治療に加えて、肩甲帯構造に対するマニピュレーションの効果を判定する。
方法:オランダの Groningen における30の一般診療から肩の症状や肩甲帯の機能制限がある合計で250人の患者を収録する。参照した全患者に一般的な臨床家におる標準治療を受けさせて、更なるマニピュレーションに無作為に患者を割り当てる。無作為化の6、12、26、52週後に評価のための計測を行った。
結論:短期間の主要な結果測定は、肩の愁訴が除去された患者の割合で、長期間の主要な結果測定は頑固な、あるいは再発性の肩の症状が無くなった患者の割合である。従属変数と独立変数には、構造化されたメディカル的な病歴、肩と肩甲帯の身体検査、6方向の自由度を持った電磁気追跡装置による頸胸部の可動性測定が含まれる。(J Manipulative Physiol Ther 2002;25:543-9)(以下省略)

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